母の死で無垢材の家具が長持ちなのを実感
2016/11/02
私が高校生ぐらいから実家にあったオーダーメイドの本棚。
バブル崩壊後、父の会社が倒産し賃貸に引っ越しした時も、その本棚は上の部分を知り合いの大工さんに頼んでカットし、引越し先の家に備え付けました。
昨年に父、今年は母が亡くなり、その家をかえすめ、空っぽにしなければなりません。
なので本棚の解体を始めた所、無垢材だとは知らなかったのですが、重さ、質感でこれは無垢材だとすぐに分かりました。
使用期間は30年ぐらいでしょうか。
ですが、ほとんど傷もなく、スベスベで、まだとてもキレイでした。
弟と夫と次男とで、一緒に解体・廃棄しましたが、まだまだ使えるのですごくもったいない気がしました。
板の一枚一枚が重く、立派でした。
次男はそんな重い板は初体験。
びっくりしていました。
私も、次男もアレルギー体質で、ちょっとのことですぐに湿疹ができます。
なので、学習机ももちろん低アレルギーだと言われる無垢材がよかったのですが、予算的に無理。
結局低ホルマリンの安いツインデスクを買いました。
それは7年使用し、1台は廃棄(中学になって買い替え)。
もう1台は私のPCデスクとして活躍してくれています。
もちろん傷だらけで塗装はあちこち剥げています。
安い机を30年も使うのはかなり不可能ですね。
ですが、無垢材の机だときっと使えるでしょう。
なくなった父が誇りにしていた本棚を解体した時、そう思いました。
もし無垢のよい机を子供達に買ってあげられてたら…。
子供の頃に買った時の机が、年老いて息を引き取るまでそばにある、なんて素敵ですよね。
そうなると材質には、できるだけ硬い木材を選ぶと長持ちすると思います。
硬い木というのは、広葉樹の事。
(冬、葉っぱが落ちる木)
---ウォールナット・ナラ・タモなど
針葉樹は柔らかいです。
(針っぽい、冬も葉っぱが落ちない木)
---杉・パイン・松など
針葉樹は構造が単純だから、中身が詰まっていないそうですよ。
だた、硬い木は加工が難しいので、その技術も必要です。
無垢材の学習机を選ぶなら、最も有名な木製家具やさんのひとつ、カリモクがおすすめ。
長期間乾燥させ、木のそりを最小限に抑え、さらに硬い木を美しく加工する技術とセンスがあります。
表面の塗料も、できるだけ木の風合いを活かせるものが使用しようされていますよ。
おすすめのカリモクデスクは
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激安のパイン材も無垢といえば無垢ですが、長年その形を保つのは難しいと思いますね。
ただし、私のようにアレルギー対策で天然木をという場合や本物の木を子供の頃から触れさせたい、
成長したら買い換えてもいいという場合は安いパイン材でもいいかと思います。
他の天然木デスクでおすすめは
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天然木の学習机のメリット
↑落ち着かせる効果があるなど、木の持ついろんな効能をお同時に紹介しています。
よい天然木の机が家になると、その木のよい香りが部屋に漂います。
落ち着きますよ。