中3の長男が間もなく私立高校入試です。
今回はその友人で中3の冬まで塾へ行かなかったA君のの話です。
A君は小学生までは平均的な成績の子供です。
外遊びより、絵を描いたりするほうが好きなおとなしめの男の子。
小学生の時はノートの文字も丁寧でとてもきれいでした。
中学生になり、提出物を出すなど、ある程度は真面目だそうですが、成績はどんどん下降。
勉強が好きではなく自主的に全然勉強しなかったようです。
「塾へ行く？」と聞いてもいつも嫌がるとママ友が言っていましたが、成績が落ちていくのでほったらかしにもできず、中3になり進研ゼミのタブレットコースを受講
そのまま、中3の冬まで塾に行かず、自宅で通信教育の教材も白いまま、ほとんどせずに更に成績は下降。
そして進路決定の時、
と突然言い出したそうです。
その高校は特殊な資格をとれる学校で彼には似合っていると思いますが、成績が全然足りません。
慌ててその中3の冬、塾を探すも、もう受け入れてもらえません。
仕方なしに、遠方の小学生メインの塾へなんとかねじ込んで入れてもらっています。
そう彼のママは言っています。
彼は真面目な性格ではあるので、もっと早く塾へ入れてあげたら成績が上がったのではないかな？と思います。
●費用面がきつい
●子供は塾を嫌がった。
この2点で塾へ入れていませんでした。
塾と通信教育の費用
進研ゼミ中3コースは月々6,336円。（2017年度）
塾では一教科1万円弱ぐらいになります。
確かに塾は高いと思いますが、進研ゼミを受講しても全くしていなかたようなので、それなら一教科だけでも塾へ行けばよかったのではないか？
それでも真っ白いテキストをゴミ箱へ捨てるよりずっといいと思います。
また一教科でも成績が上がれば、それにつられて他教科も上がるかもしれません。
塾を嫌がる
長男も塾を嫌がっていました。
でも成績が落ちてきていたので、中二の夏休み、私が無理やり無料体験授業（第一ゼミナール）に入れました。
そして体験授業を受けて帰ってきた時、
自分から塾へ行くと言い出しました。
行くようになったら、塾は楽しい、面白い。
そして一度下がった成績も持ち直しました。
Aくんと同じく、息子も自主的に勉強をしない子供です。
でもやらされたらやります。
おそらくＡ君もやらされたらやる子供だと思います。
●Ａ君は中3まで成績が下降の一途。
●息子は入塾後、持ち直し。
塾に入ったら成績が上がることが保証されているわけではありません。
ですが、下がっていく成績を食い止めるぐらいなら、塾にできるのではないかと思います。
息子も今希望の高校のコースにボーダーラインと言われています。
それでも、たった今でも塾の宿題以外は自主的に勉強していません。
（下のコースはゆとりがあるので、回し合格で、ほぼ合格は確定しています。）
今日は、1/30で、2/10受験なのですが、小学生の弟とゲームを楽しんでいます。
息子はどちらかと言えば頭がよく、中学生現在ならやればできる子、点数もすぐ上がります。
だから、『成績を上げる』という目標に対して、『塾へ入る』は正解でした。
ですが、『自分から勉強する』、これが親として望む目標地点です。
この目標に対しては、今のところ達成していません。
これについては、ある程度進学高校に入ったら、友人たちにつられて勉強するようになるかな？と甘い期待を抱いています。
Ａ君は、おそらく行きたい学校に行けないでしょう。
手遅れになる前に、親が何か手を打ってあげたいですね。
塾に行くのが嫌なら、家でリアルタイムにオンラインで先生と会話ができるネット塾もあります。
私も最近知った「スクールＺ」というネット塾で、息子の通っている第一ゼミナールとＺ会とで運営されています。
受講時間がきっちり決まっていて、塾と同じくその時間に席につかなければいけないという強制力があります。
「勉強をさせる環境・同じ勉強をしている友人ができる」、
この点で集団塾と同じです。
ライブ塾が１教科 5,800円 になっています。
こちらも家のパソコンで出来る無料体験があります。
（※ネット塾は詐欺同然のものも多いようす。
しっかりした会社の物を見つけて下さい。）
本物のサイトは 「スクールＺ 第一ゼミナール」で検索すると出てきます。
テキストは第一ゼミナール、もしくはＺ会の物を使用できるそうです。
どちらも問題は厳選され、途中退会したとしてもテキストは有効利用できると思います。
↓こちらでは更に詳しく調べ、記事を書きました
ネット塾・スクールＺとは
中3になって、行きたい高校ができたとしても、それに見合う成績がなければ受験する事もできません。
そして、子供達は本当に行きたい進路が見えてくるのは中3の進路決定が近づく頃。
すでに成績をぐんと上げるのは難しい時期です。
手遅れになる前に親としてはなんとかしてあげておきたいですね。
