最近、次男が朝起きられず遅刻ばかりするようになりました。
最初は数分の遅刻から、どんどん遅れていくようになり、とうとう最近は学校そのものに行かない日がでてきました。
起きられないというので、もしかして起立性調節障害かもと思い、小児科を受診。
見てもらったところやっぱり
起立性調節障害の疑いがあります。
専門医で診てもらってください。
という事になり今度大きな病院へ行ってきます。
起立性調節障害とは
『起立性調節障害』は思春期の子供がよくなる病気です。
大きな特徴は朝起きられず、昼から元気になり夜更かしをするようになることです。
日本小児心身医学会のサイトで、病状の詳細が書かれています
実は私自身がそうだったと思うのです。
小学校~高校生ぐらいまで、とにかく朝起きられない!
朝の顔色は青白く、起き上がろうとしても鉛が体全体に仕込まれているかのように重くだるい状態でした。
ほかに乗り物酔いがひどく、遠足が苦手、とても疲れやすいため、一時期冬のマラソンの授業を医者から止められるなど。
私は小学校前から大きな病院に定期的に通っていました。
母がもういませんのでどうして通っていたのかわからないのですが、最初は貧血だった気がします。
尿検査では毎年必ず紙をもらってきていて蛋白がおりているのと、たまに血尿もありました。
幼稚園の頃から朝起きるのが苦手。
小学校3年-4年ぐらいにはもう皆で行く集団登校はほぼ行ってません。
ラジオ体操も出席できず、中学も遅刻が多くサボってばかりと思われていたことでしょう。
当時は起立性調節障害という病名は聞いたことがなく診断も出ずに結局高校ぐらいまでその症状が続きました。
実際にサボりというような陰口も何度か聞いたことがありました。
蛋白がおりる、血圧が低い、貧血などの症状があり、痩せ気味で色も白く病気なのかなと思わせるような外見だったからそれほど責められることはなかったのは幸いでした。
この病気ですが遺伝性があると言われています。
私は三人兄弟でこの症状があったのは私だけ。
あとの二人は普通でした。
私は子供が二人いますが、長男は普通に朝起きられます。
次男は幼少期から朝が弱く宵っぱりで、私のようになるのではと小さい頃から心配でした。
だから私は息子の気持ちがよくわかります。
父親と息子の対立
ですが夫はそうではありません。
夫は特に朝弱いというわけでもなく、肉体派の普通の人。
気合が足りない!根性がない!
と息子を責めます。
そんなことを言われる反抗期の息子は、
学校なんて行かない!
となってしまいました。
私が力不足でした。
息子は体格がよく、病気も少なく体力はある方です。
私とは全く正反対で夫に似ています。
起きられない辛さを知っていますが、息子は怠けているのでは?と私も思ってしまっていました。
実際、起立性調節障害の診断が出るのか?
今でも出ないのではないかとは思っています。
でも息子もそれなりに自分で悩んでいる、頑張っているということをわかってあげられていなかったと思います。
今父と息子の関係が最悪です。
診断がでたらどうなるでしょうか・・・。
夫も今仕事がとても大変で、精神的にも時間的にも全くゆとりがありません。
私も息子のことでゆとりがない上、夫と息子の関係に頭を悩ませてしまいどうにかなってしまいそうでした。
誰かに相談することが大切
ですがきっとこんなご家庭はたくさんあるのかもと思い始めました。
私はツイッターアカウントをいくつか持っていて、趣味のゲームのアカウントには中高生の子どもたちのフォロアーがたくさんいます。
そのことで悩み相談をしてみたら、とても親身になって皆が返事をくれました。
引きこもりを脱出した経験談、起立性調節障害がひどく通信高校に通っている話などいろいろ話を聞くことができました。
その結果、『焦ることはない、いつか自分で気づく日が来る』と思えるようになってきました。
今日も学校へは行っていませんが、息子は山の中へ外出しています。
とても田舎なので、自転車で山の中へ行くことができる環境です。
学校へ行かなくても引きこもっているよりは外へ出るということだけでもいいかなと思いました。
このまま不登校へ突入するのか、復活するのかどうかわかりませんが、しばらくうるさく言わず様子を見たいと思います。
もし、こちらのブログをご覧になっている不登校のお子さんがいらっしゃる皆様も、ネットや医者、学校の先生など一人だけでなく様々なたくさんの方に相談してみてください。
そうすると少しは心が安らぐかもしれません。
今後について
まずは病院での診断ですね。
診断がおりないにかかわらず、息子の調子をみながら少しずつでもよい方向に向かっていけたらなと思います。
そしてこのブログで次男の復活を報告できればと願っています。
勉強についてもどうなってるかおいおい報告しますね。
*–追記2016.06.13
今後、起立性調節障害と診断がおりました。
起立性調節障害・不登校関連の記事は『起立性調節障害』カテゴリーへ移動します。
よろしくお願いします。
*—追記以上