就寝テントの説明と設営のコツ
テントの説明と・初心者におすすめテントを紹介します。
2018.06.06更新
まず就寝用のテントとは
↑上のイラストのように、
フライシートとグランドシートの2点がセットになったものです。
↓こちらのスクリーンテントとは
↓別物
↑床に布がないです。
よく似ているので、「キャンプを今から始めよう!」と考えている方はこれをテントと就寝用のテントと勘違いすることもあります。
(私がそうでした)
※設営のコツですが。
【風向きに注意すること】です。
夏は風が通るようにテントの出入り口を考えて設営すると涼しいです。
また、テントを保護するため、グランドシートも必要です。
こちらはブルーシートで代用できます。
テントを片付ける時底が汚れていないのもよい点です。
我が家は厚みがある少し高価なブルーシートをグランドシート代わりに使っています。
次はグランドシートの使い方
上のイラストのように市販のブルーシートでも代用可能です。
安いものは薄いので、厚手でしっかりしたものを使って下さい。
サイズがテントより大きい場合は上のイラストのように必ず小さく折り込んで。
でないと、雨が降った時グランドシートが水をすくって床が水浸しになります。
そして、テントの中にはインナーマットを敷きます。
そのままだと、石や砂を感じるぐらいボコボコです。
銀マットを敷き詰めたり、クッション性のあるレジャーシートでも大丈夫。
合わない場合はサイズに合わせてカットしましょう。
最後に重要なのは、ペグダウンです。
が、これだけで説明が長くなりそうなので
さて、次はファミリーキャンプでのテントの選び方です。
チェックするべき点は以下の点
まずは耐水圧。
1・2人だと、テントが浸水したら車で寝るのも大丈夫ですが、4・5人となると車での就寝はかなり窮屈です。
また、キャンプ場は山間部が多く、平地より雨が降りやすいところがほとんど。
それに、夕立も最近はとても激しい!
激安テントは薄くて耐水が今ひとつになっています。
▽------
※初めてのキャンプの場合、天気予報がずっと雨ならキャンセルをおすすめします
△------
次は床面積。
【広い】と、暑い夏も比較的涼しいですし、子供連れだと着替えなど荷物も多くなりがちなのである程度の広さはほしい所。
ですが、大きいと設営が大変になります。
また、テントそのものが大きい荷物に。
小さいと、素早く設営でき手間のかかる小さなお子さんがいる場合はそちらのほうがよいかもしれません。
それに、「テントを使うのは眠る時だけ」。
日中を過ごす日よけタープの方にスペースを譲ったほうが快適さをより感じるかも。
狭いテントでも換気がよいとそれほど暑くありません。
テントのサイズが小さめなら換気口がキチンと整っているもの
(空調:[ベンチレーション]と言います)
を選ぶといいと思います。
あと、キャノピー・前室があると便利ですね。
説明が長くなるので、
↓クリック先で別途説明
■キャノピー・前室とは
次から
実際に販売されているテントをその特徴と共に紹介してきますね
最初は映画に登場するような高品質のスノーピーク。
高品質スノーピーク(snow peak)
次の商品は定番中の定番です。
アメニティドーム+マット・シートセット+ソリッドステーク30×12+ペグハンマーPRO.S/Mサイズ
●大人2人・子供2人向け
ナチュラム価格58,459円
(ナチュラムは私の好きなアウトドアショップ。アウトドアや釣り道具などでは最大級です。)
↑スノーピークでも、比較的安価で人気のタイプのお買得セットです。
冬キャンプしている方はこのスノーピークが多いですね。
生地が厚手でしっかりしていて屋根が低く、雨風にも強い、とてもよいテントです。
ただ、屋根が低いので狭くは感じます。
なので、ヘビーキャンパーさんは冬・春はスノーピーク、夏はもっと安価な薄手テントと使い分けいる方もいらっしゃるようです。
また、「天気が悪い日はキャンプに行かない」なら、普通のテントで十分。
我が家は天気予報で雨だとキャンセルします。
子供が男の子で外遊び大好きで外で遊べないなら楽しくないからです。
キャンプ場は<キャンセル料無料>の所も結構あります。
なので、2週にまたいで、2カ所、別の所を予約しておくのも手です。
できれば2箇所とも行けたらいいですね。
次はキャンプ場で最もよく見るコールマンを紹介
コールマンおすすめテント
こちらもコールマンの定番品です。
タフワイドドームIV/300 スタートパッケージ【お得な3点セット】
グランドシートとインナーシートがセットです。
先程のスノーピークに比べるとかなり広く感じます。
子供三人の五人家族でも眠れますよ。
耐水圧約2000mmと高く、
長雨もへっちゃら。
換気性もよく、中の空間も広いので夏も比較的涼しいです。
300×300
↓こちらは少し安いです
BCクロスドーム/270スタートパッケージ+ペグ20cm6pc+ハンマー【お得な3点セット】
テント上部の換気口がありません。
夏は少し蒸し暑いかも。
サイズは270×270
子供3人、大人2人でギリギリぐらい。
4人家族向けです。
小さめで設営も楽だし、頑丈なペグがついていて設営時間も短縮できます。
全くの初心者におすすめテント。
耐水圧:約1,500mm
この【クロスドーム】やタフワイドドームは定番の人気テントなので、シーズン中はいろんなセット品が販売されるようになります。
次は手頃な価格のクロスドーム取扱店です。
セットの寝袋は10℃以上対応で、春キャンプにはまず温度が足りません。
これに毛布を中に追加したり、更に中にシュラフを入れて眠られるぐらいです。
※寒いキャンプ場ではそれでも足りません。
防寒対策に服など余分に持って行って下さい。
電源サイトでホットカーペット持参するとさらに安心です。
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シュラフ(寝袋)は
↓クリック先で詳しく説明
■春夏おすすめ家族キャンプむけシュラフ
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それから、このBCクロスドームは狭く、換気口も少ないため夏はちょっと暑いです。
暑いサイトなら電源サイトを借りて扇風機持参しても。
扇風機は特に真夏の日中はあると快適ですよ。
夜はキャンプ場は結構涼しいのですが、サイトの最低気温を調べて、25℃以上ありそうなら、扇風機持参がいいかも。
テント内が暑くて眠れません。
安いテントは、夏場暑く春は寒いんですよ。
またテントもタープもアウトドアグッズはまったくもっていない初心者の方ならタープ・テントの一体型は意外に費用が安くすみます。
↓このような形です。
実際の商品は↓こちら。
■Coleman(コールマン)
ラウンドスクリーン2ルームハウス
タープ・テントの二つを設営するより、ペグを打つ本数が少なくてすみ慣れると設営が早いです。
ただ、収納サイズが大きめなのは痛い点です。
その他、いろんな2ルームテントがあります。
コールマンが多いですが、他のメーカーも出されていますよ。
↓こちらはナチュラムです。
2ルームテント色々
2ルームではなく1ルームですが、かなり広いので日よけタープなしで家族で過ごせるタケノコテントというのもあります。
モンゴルのゲルに似たような雰囲気。
中がとても広く長期滞在でも快適そうです。
■タケノコテント
8人就寝できますが就寝用テントのみとしてではなく、リビング&就寝として1家族がこの中にテーブルなども入れて2ルーム感覚で快適に過ごせます。
似た形ですがワンポールテントというのもあります。
このワンポールテントは設営がとても簡単で早い!
子供がいると、設営や撤収には時間がかけられませんよね。
その点ではおすすめです。
ただ風には弱そうなのでご注意を。
■GEテント
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラル アウトドア)
↓クリック先楽天です。
楽天ロゴス・テント
レビューが多い順一覧
ワンポールテントも今は種類が増えていますよ。
格安品は薄く破れやすいのでご注意を。
ワンポールテント色々
最後は激安テント色々です。
キャンパーズコレクション
●スクリーンタープ
●電池ランタン
(※テント内部用で外では暗すぎ)
●シュラフ(寝袋)
●銀マット
●テーブル
など盛りだくさんなのに格安です。
肝心の品質ですが、使えるギリギリと言われています。
これより安い、ホームセンターの格安品などは使い捨てとも言われるので、子供が中学生に上る前まで、しかも夏だけ、というなんちゃってキャンパーにおすすめです。
↓クリック先は画像で一覧です。
キャンパーズコレクション
お買い得テントセット:楽天
※キャンパーズコレクションは、
家電で有名な「山善YAMAZENN」の定番
アウトドアブランド定番
↑楽天はオフィシャルショップで
全品送料無料です。
次からは参考までにランキングのページを紹介します。
テントのランキングですが、海水浴などで使うサンシェードもテントの仲間なので、それが表示される場合があります。
↓こちら。
安いテントがランキングによくランクインしていますが、何度か使用しているとすぐに水がしみてくるので、買った直後にテント用の防水スプレーをふると長持ちしますよ。
↓テント用防水スプレー
950円(税込、送料別)
強力撥水タイプ。
雨漏りもしていませんでした。
我が家のコールマンと比較すると、春キャンプの時は室内温度がビジョンピークスのほうが低く感じました。
(薄いので寒い)
夏は、やはり暑くなるのが早い感じ。
薄いので、サンサンと照りつける太陽がある場合は、テント内がすぐに暑くなっててしまいます。
こうして悩みながらテントを決めたら、次はペグも購入を考えてください。
テントを買ったらペグも購入する
テントを買うと同時におそらくほぼペグ(杭)も買わなければいけません。
付属のペグは、お情け品で、ほとんど役に立たないですよ。
↓ペグの説明はこちら
●ペグ(杭)
我が家の曲がったペグの写真ものせています。
よいペグは、
◯設営時間の短縮
◯抜けにくく安全
です。
子連れのキャンプは時間が足りません。
※我が家のキャンプのスケジュールは
↓こちらで紹介
■我が家の一泊キャンプのスケジュール
↑この記事のように文字で書くと時間がありそうですが、
テントの設営、調理、片付けなど子供がいると何かと時間がかかります。
ゆとりを持って行動して下さいね。
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